93人が本棚に入れています
本棚に追加
「あぁそうなの?頑張ってね」
素っ気ない母親。
まぁわかっていたけど…
息子がどこにいようが関係ないんだろうな………
ニートの息子なんて、な…。
淋しいような複雑な気持ちだった。
自分の部屋に行き、どさッとベッドに突っ伏した。
「そう言えば俺、あの人の名前すらわかんねーや。」
目をつぶって思い出すのは姿勢の良い綺麗なお姉さん。
あの人何歳なんだろう…
見た感じかなり落ち着いた雰囲気だから35歳前後とかかなぁ…
色々聞きたい事があるけど、どこか踏み込めない雰囲気も持ち合わせてる人…
悶々と考えているうちに眠っていた。
最初のコメントを投稿しよう!