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「あぁそうなの?頑張ってね」 素っ気ない母親。 まぁわかっていたけど… 息子がどこにいようが関係ないんだろうな……… ニートの息子なんて、な…。 淋しいような複雑な気持ちだった。 自分の部屋に行き、どさッとベッドに突っ伏した。 「そう言えば俺、あの人の名前すらわかんねーや。」 目をつぶって思い出すのは姿勢の良い綺麗なお姉さん。 あの人何歳なんだろう… 見た感じかなり落ち着いた雰囲気だから35歳前後とかかなぁ… 色々聞きたい事があるけど、どこか踏み込めない雰囲気も持ち合わせてる人… 悶々と考えているうちに眠っていた。
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