93人が本棚に入れています
本棚に追加
「それと…一緒に暮らす件ね。
私はランを買ったわ。額はいくらくらい欲しいかしら?」
「?」
「…そうよね。急にいくら欲しいなんて言われても困るわよね。
そうね…私からの条件としては、
帰って来る場所がココであってほしい。」
「あ、はい。」
「仕事も遊びもしたいならして。ランの自由な時間までは奪わないわ。
ただ…」
レイコさんはワインを口に含んだ。
俺はその様子をただ見つめていた。
「ただ、私が呼んだ時は私の所にすぐ来てほしいの…。」
「わかりました…」
レイコさんが時々見せる悲しい瞳…
気になるけどまだ聞けない。
もっと時間が経てば聞く事やわかる事は出来るかな…
最初のコメントを投稿しよう!