-同居-

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実家にいたら出なそうなお洒落な料理。 何これ!?超うまそぉー!! 超良い匂い!! 「コレ全部作ったんですか!?」 「?そうだけど?」 「すごい凝ってる…手作りでこんなにすごいの見たことなくて、感動しています。」 ふふッと笑いながらレイコさんが腰を降ろしたから俺も向かいに座った。 「いただきます」 「あっいただきます」 ……… 「んッまいっす!!」 「本当に?ありがとう」 レイコさんの食べる姿。 綺麗なフォークとナイフ使い。 背筋がしゃんと伸びた姿勢。 「レイコさんって本当に完璧ですよね。」 一瞬眉がぴくっと動いたのを俺は見逃さなかった…… 「…私、欠陥だらけよ?」
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