-同居-

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しばらく黙っていた。 部屋は心落ち着くクラシックが流れている。 クラシックって……… 慣れれば優しいものなんじゃないか、これ。 ふと横に座るレイコさんを見た。 「…!寝てる…」 寝顔も綺麗…… こんな綺麗な人と暮らすなんて、惚れない訳がない。 って俺もう惚れてるのか?! いやいやそんな訳ない。 確かに美人だけど、男を買う権力者…なんては思っていないけどッ。 それにしても良い匂いがする人だ。 まだ一緒に暮らして若干2日目。 もっと貴女の事を知りたい。 もっと俺を知ってもらいたい。 手の届かない人だとわかっていても[もしかしたら]に少し賭けてみてもいいかな。
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