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いつものように昼過ぎに目を覚まして、適当に身支度を整えた。 整えただけでまだ出掛ける気はなかったからリビングで麦茶を飲む事にした。 「あらラン。家に居たの?仕事探しでもしてきなさいよ。24なんだから一人暮らしでもしてみたら良いのに...」 「はいはい、わかった。さっさと出ていくから」 「別に出て行けって言ってる訳じゃないのよ…」 母親の小言。 仕事はわかるが、しばらく前から一人暮らし一人暮らしと言われる。 働きもせずにずっと家に居る息子が邪魔なのだろう。 俺の事で親父にぐだぐだ言われてんじゃねぇのか。 出て行けるなら今日にでも出て行ってやるよ!
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