Ⅳ     

3/3
前へ
/44ページ
次へ
ガシッと隣に置いていたバックを掴みそのままドアに手をかけた。 「待ってください!まだ話は終わってません!」 浅村が追いかけてくるが勢いよくドアを閉める。 ゴンッと鈍い音がしたが走るようにそこから逃げ出した。 「うぅ…」 浅村がよろよろと応接室を出たときは由紀の車がちょうど正門を抜けるところだった。 「いってぇ…」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加