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どのくらい殴られたんだろう。
ようやくママが殴るのをやめた。
「もう明日から学校に行かなくていいわ。ずっとここにいなさい。外に出るんじゃないわよ。誰が来てもドアを開けないこと。いいわね」
「…ッ」
はいって声を出そうと思っても体中がいたくて声が出なかった。
「聞いてるなら返事くらいしなさい!」
そう言ってまた優太はお腹を蹴られた。
もう動くこともできない。
ママ、ごめんね?ぼくがわるい子だからママが先生におこられちゃったんだよね。
心の中で何度も繰り返すがその思いがママに届くことはない。
それでも優太は思い続けた。
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