月灯り

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「恭介ッ!屋上にいたんだぁ、先生捜してたよ ていうかさぁ、そろそろカナの写真撮ってょぉ♪ モデル志望のカナと恭介がタッグ組めば無敵だとおもうんだけどな~」 「無理。俺風景しか撮らないから」 本当女ってめんどくさい 何回か優しくしてやっただけで馴れ馴れしくなる お前がモデル?ふざけるな 「それよりお前今日うちこいよ」 「え~カナ今日用事あるしどぉしょっかなぁ♪」 「お前無理なら他の女呼ぶからいい」 「うそ!冗談ぢゃん! カナもちょうどしたかったし♪」 親父は全国飛び回っていて母親はそれに着いていく 高校生の分際で一軒家に一人暮らし やりたい放題 部屋の掃除も朝夕のご飯もその日の女が用意してくれる 自分で言うのは気が引けるが俺はルックスはいい これだけは親に感謝してる
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