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その頃…
「やばいよ
探偵さんは途中で電話切って連絡着かないし…」
高梨大翔は部屋であたふたしていた
「しかもなんだよ
この変な物」
大翔はVの字になっているバックルの様なものをつまみ上げた
(そのベルトを着けて戦って…)
「えっ!?
今なにか聞こえたような気がするけど…?」
(気のせいじゃないわ
私は今、あなたの脳に話しかけてるの
そのベルトも私がテレポートさせたの)
「脳に…?
夢なんじゃないの?
でも聞こえる」
(夢じゃないわ!
訳あって今はあなたに姿を表せないの
今噴水広場で、探偵さんとあの怪物が戦ってるわ
探偵さんが危ない!
すぐに行ってあげて!)
「探偵さんが!?
ここは君を信じて行ってみる!!
この町と探偵さんはオレが必ず守ってみせる!」
大翔はバックルの様なものを掴んで家を飛び出した
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