その名はV/探偵の訪問

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光は大翔を包み込んだ 「はっ!!」 掛け声と共に手で光を振り払うと光の中から新しいライダー、仮面ライダーVが立っていた その姿は黒をベースにしており、眼は赤く、身体のラインは白く、シンプルな物だった 「す、スゲー…」 大翔は驚きを隠せない様子だった 「大翔!! まさかお前もライダーだったとはな!!」 「オレもびっくりです」 「作戦は失敗だ… あの男はここで殺してしまうか…」 「作戦!? 一体なんの事だ!!」 「高梨大翔、お前にあの夢を見せていたのはこの私だ 私はドリームヒュードロイド、相手の夢を作り替える事ができる その能力を使いお前をここに誘き寄せ、お前を我組織の実験に使うつもりだったのだが…、貴様もライダーとやらになってしまったらしいな… 従って今、ここで、この時を持ってお前を処刑する事にした…」 「勝手な事を!! オレの身体をなんだと思ってやがる!?」 「人間を遥かに凌駕した私達からすれば人間の身体などもはやモルモット同然だ」 「なんて奴だ…! オレが…、オレ一人が犠牲になって他の人を救えるのなら!! オレはやってやる、オレはお前たちと戦ってやる!! それがこの町で育ったオレのせめてもの恩返しだ!! そうですよね…、探偵さん…?」 「よく言った大翔! 手始めに奴等を片付けるとするか… 行くぞ大翔!!」 「はい!!」 オレ達は敵に向かって走った
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