その名はV/探偵の訪問

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「はぁぁっ!!」 「オラッ!!」 オレはエレファント、大翔はドリームヒュードロイドに組み付いた 「はぁっ!!やぁっ!!」 「ぐっ…、小癪な…!」 大翔はドリームヒュードロイドに息つく暇も与えない猛攻を仕掛けた 「はぁっ!!」 大翔のパンチが敵の腹に突き刺さった 「ぐおっ…!!」 「今のはオレと、この町の怒りだと思え」 「オラッ!!はっ!!」 「パォーーン!!!」 オレは敵に得意の蹴りを叩き込んだが、さっきのダメージから蹴りの重みが弱くなっていた 「くそっ!! さっきのダメージなけりゃ!」 「再起不能にしてくれる! 覚悟しろ仮面ライダー!」 そう言うとエレファントヒュードロイドの手から爪状のミサイルが数発発射された 「まだこんな能力が!」 オレはミサイルを必死でよける、恐らく後一発でも喰らえばオレの変身は解除されるだろう… しかし 「そこだぁ!!」 「ぐっ!!」 ミサイルが巻き起こした煙から敵の鼻が現れ、オレの肩を鞭の様に叩いた 「ぐあぁぁっ…!!」 オレは地面に叩き付けられて変身が解除した 「止めだ…、仮面ライダー」 「探偵さん! オラッ!はぁっ!!はぁっ!!」 大翔はドリームヒュードロイドを攻撃して翔太郎の下に駆け寄った 「探偵さん!しっかり!!」 「オレの事は気にするな… 奴等を…、ぐっ…!!」 「はい!!」 「次は貴様だ!!」 「一発で仕留める!! オレの必殺技を見せてやるぜ!!」 そう言うと大翔はオレの方をチラッと見た そして、Vサインを作って見せた 「死ねぇぇぇぇ!!!」 エレファントヒュードロイドは猛突進で向かってくる 「はぁぁぁぁっ… はっ!!」 大翔は空高く飛び上がった 大翔は空中で一回をして、飛び蹴りの体勢を作った 「ライダーキック!!」 一気に降下して、エレファントヒュードロイドの頭を蹴りが炸裂した
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