その名はV/探偵の訪問

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大翔が着地すると同時にエレファントヒュードロイドが倒れ、爆発した 「ちっ!! ここは退くのが得策か…」 そう言い残すとドリームヒュードロイドは場を後にした 「逃げやがったか…!」 大翔は変身を解いた 「大翔! なかなかいい蹴りだったぜ!」 オレは帽子を被り、大翔の肩に手を置いた 「探偵さん! もう一人は逃がしちゃいましたけどね…」 「なぁに、お前がこの町にいるんだ 迂闊に行動できないさ」 「そんな、照れますよ」 「これで新しいライダーが一人増えたって訳だ…」 「ライダーって探偵さんとオレ以外にもいるんですか!?」 大翔は興味津々に聞いてきた 「あぁ、オレいやオレ達の他にもオーズがいる それにオレは会った事はないが他にも世界各国や日本で活動しているライダーがいるみたいだ」 「世界各国か… いつか会ってみたいな 先輩ライダー達に…」 「先輩…か… オレはそろそろ警察署に向かう 怪人の事で慌ててるだろうからな」 「わかりました! また会いましょう!探偵さん」 「あぁ! 次に会うときには名前で呼べよ! オレは左翔太郎、探偵さ じゃあな…」 オレはバイクに乗り警察署に向かった そしてオレは風都に戻りフィリップや照井、亜樹子と再開を果たす それは新久町を去った次の日の事だった
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