声の正体と敵の影

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「これで三つ目か~」 「ここまで手掛かり無しね」 美樹は溜め息を付いた 「う~ん… 美樹さんの超能力でも反応はないの?」 「あったら今頃教えてるわよ!!」 「そ、そうだよね…」 「今回の事件現場を整理してみましょう 新久坂、新久商店街、映画館、第二公園、球技場、そしてショッピングモール どれもバラバラよ 手掛かりの糸口もないわ」 美樹は少しうんざりした表情で、腕を組んだ 「坂に商店街に映画館に公園にショッピングモールか~ 確かになんの関わりも…!!」 「ん!? どうかしたの?」 「関わりあるよ!! 現場の近くには男子校がある!! そして新久には男子校が七校、て事は新貝高校だ!!」 「なるほど! これなら辻褄が合うわ 新貝高校へ急ぎましょう!」 二人は新貝高校に走って向かった
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