その名はV/探偵の訪問

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新久署に着くとお偉い方が出てきて、オレはその人に言われるがまま着いていった すると会議室の前に着いた 「どうぞ 会議は始まっています」 オレは会議室のドアを開けて中に入った 会議室は緊迫した空気が流れてるからオレ一人が浮いてた 「紹介します 風都の名探偵、左翔太郎さんです 我々の捜査に協力してくれます」 オレはまた軽くお辞儀をして空いてる席に腰かけた 「ここ数日この町で連続殺傷事件が相次いでいる そして犯行現場にはどれも人間が残した物とは思えない印がある 手元の資料を見てもらえばわかるが、象のような足跡だ 私が思うにこれは人間以外の生物の犯行としか思えない」 「待って下さい! じゃあ未確認生命体の存在を認めろと言うのですか?? 馬鹿馬鹿し過ぎる!!」 「いや…存在するぜ… 間違いなくな…」 「どう言う事です!? 左さん!」 「オレの町でも昔似たような事件が起こったんですよ だから可能性はある ましてや象の足跡なんて間違いなく人間以外の生物でしょうね」 「そんな事が… とにかく住民には内密にしておいてくれ それでは今日は解散」 会議はオレが来る前からやっていたため案外早く終わらせる事ができた ラッキーだ 「また君か!! 君の悪ふざけには付き合えないよ! いい加減にしなさい!」 オレは出口に向かって歩いていると外でオレと同じ歳、いや少し下の少年がなにやら警官と揉めていた
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