その名はV/探偵の訪問

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「もしもし… あぁ、君か!」 電話の相手は高梨大翔だった なんだか慌てているみたいだ [もしもし探偵さんですか!? 大変です! また夢を見たんですが新久町の駅前の噴水広場が危ないんです!! 早くみんなを避難させてください!!] 「なにっ!? わかった!! 君は落ち着いてくれ とにかく家から出るな それで君の潔白は晴れるだろ?? オレの言う通りにするんだ わかったな??」 [はい! オレも事件が起きる前に目覚めるのは初めてなんでよくわからないですけど、探偵さんの言う通りにします] 「よし!! じゃあな!」 高梨大翔は何か言いかけていたがオレは強引に電話を切った その時だった 「そのルビーはとてもきれいですね… だけれど私、ルビーは嫌いなんです 身に付けてるあなた共々粉々にしてあげましょう…」 犯人がオレの背後に立っていた
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