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「お前が犯人か…
待っていたぜ
正体を表せ!!」
オレは立ち上がり服を勢いよく脱いで、かつらを地面に叩きつけ、いつものハットを被った
犯人は中年のジェントルマン風の男だ
「誰だ貴様…?」
「あぁ?、オレか??
オレは探偵さ」
「探偵??
新久では聞かないな
まぁいいどうせ私の正体を知っているみたいだしな…
よそ者が知りすぎたな
死んでもらうが悪く思わないでくれ…」
すると男の身体がみるみる内に変化して、象の怪人に変身した
「化け物め!!
ようやく正体を表しやがったか!!」
「化け物とは聞き捨てならないですね…
私はヒュードロイドです
指図、エレファントヒュードロイドと言った所ですかね」
そう言うと奴は長い鼻でオレを攻撃し始めた
「くっ!!危ない鼻だぜ!」
オレは転がりながらもなんとか回避できた
「自慢の鼻です
こんなこともできます」
と言うと鼻で噴水の水を吸い始めた
そしてその水をオレに向かって勢いよく鼻から発射してきた
シャワーなんてもんじゃない
水の銃弾と言った破壊力だ
「やべぇ!!」
ギリギリでかわせたが、一発頬を掠めたらしく、血が出ていた
「遊びは終わりです
止めをさしましょう」
「ははっ!!
オレがそんな簡単に終わると思ったか!!」
オレはジャケットの懐からあるものを取り出した
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