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ひゅうん
空に一筋弧を描く
流星はみんなの夢を
叶えるために
「見て‼流れ星だよ半田っ‼‼」
大きな目を輝かせながら声を上げる
「えっ…見えなかったぁ。残念…」
そんなマックスと対照的にさほど残念でもなさそうに言う半田。
「…ねえ。流れ星にお願事いすると叶うんだよね?」
「あぁ…そんな言い伝えあったな。今更信じないけどな」
半田の冷めた態度にムスッとしながらも
「願い事しないの?」
めげないマックス。
「する気がない。」
冷めた半田。
マックスは悲しくなってきた。好きな人とせっかく過ごせる時間に相手は興味がなさそうだから。そんな事を考えていたら涙があふれてきた。
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