繋がれた手

2/3
前へ
/24ページ
次へ
流魂街第一地区潤林安。 俺達の住む場所。 そこでは婆ちゃんと幼馴染みの桃と一緒に暮らしている。 今日は桃と花を摘むのに付き合わされていた。 ──空が青い。 「見てみて!シロちゃん」 そこにいたのは花畑の中で色とりどりの花を持って満面の笑みを見せる桃。 「綺麗でしょ?」 その満面な笑顔に見とれていた。 「もう!聞いてるの?シロちゃん」 「──あぁ」 .
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加