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「じゃあ行くか。んじゃ高峯さんじゃあね、また明日。」
隣の高峯さんがちょうど帰りの支度をしていたので挨拶をして生徒会室に向かうことにした
「あっはい、さようなら。また会いましょう。」
また??、明日ってことだろうか??
「まったくズルいぞ、虹河ばっかり。そんなに柚葉ちゃんと仲良くなっちゃってよ。」
生徒会室に向かう途中、慶はブーブー文句を言っている
どこまで引きずってるんだか
「はいはい、どうもすいませんでした。それよりさ慶は昨日のドラマ見た??」
慶は馬鹿だからこんな感じで話題変えるとそっちの話題に夢中になっちゃうんだよな
「ん、見た見た!!あの女優可愛かったよな!!それで―」
ほら言ったとおりだ
こう単純だと扱いやすくていい
そんなこと考えていると生徒会室に到着
生徒会室にはどうやら俺たち以外は集合しているみたいだ
「ぬ、２人とも遅いぞ。早く席につけ。」
「ごめんごめん紗姫ちゃん。虹河がなかなか起きなくてさ。」
「言い訳はいいから席についてくれ。」
この人は生徒会長の龍恩寺紗姫(ﾘｭｳｵﾝｼﾞｻｷ)
しっかりしていて生徒からの信頼も厚い
多分、龍恩寺が生徒会長じゃなかったらこの生徒会をまとめることはできなかっただろうな
ちなみに龍恩寺は去年の文化祭で行われた綺麗な人ランキング、カッコいい人ランキングで共に堂々の１位を獲得したクールビューティーだ
だけど口が悪いのが玉に瑕なんだよな
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