新しい日々

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柚葉と2人で屋上に来たつもりだったんだけど何故か慶もいっしょについて来た まあ慶ならいいか、食事はたくさんで食う方が美味いって言うし 「おっ、ラッキー!!人誰もいないじゃん。虹河、柚葉ちゃん早く食おうぜ!?」 やっぱり慶の言うとおり屋上には誰もいなかった 今日暑いからな…そりゃみんな部屋の中で食うよな 昼休みは時間限られてるしとりあえず飯食うとするか 「うゎっ、超美味そう!!虹河1つ分けてくれよ。」 学食のパンをかじる慶、柚葉の作った弁当を食べる俺と柚葉 なんだか慶が惨めで可哀想に思えたので玉子焼きを1つあげることにした 「美味ぇな、この玉子焼き!!こんな美味いものを毎日食える虹河が羨ましい!!」 「ありがとうございます。よかったら私のも1つどうぞ。」 「んじゃ、遠慮なく。」 そう言って慶は鮭の焼いたやつを食べた その後も慶は柚葉や俺の弁当のおかずを食べていた 多分慶は柚葉と俺の弁当の4分の1ぐらい食ったんじゃないかな ほんとに遠慮ない奴、慶は遠慮って言葉知らないんじゃないの?? そんな感じに俺たちは弁当を食べ終え屋上で昼寝をすることにした
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