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「お前たちどうしたのだ??忘れ物か??」
休憩室へと向かう途中、龍恩寺と会った
龍恩寺の手には鍵が逃げられていてどうやら今から職員室に鍵を返しに行くみたいで他のメンバーは各々の教室に帰ったみたいだ
「あぁ、弁当箱忘れちゃってさ。鍵なら俺が返しておくよ。」
「お、そうか。じゃあ頼むぞ。」
俺は龍恩寺から鍵を受け取り休憩室へと向かった
休憩室に入ると冷蔵庫からお茶を2本取り出し椅子に腰掛けた
「はい、お茶。早速で悪いけど話してもらえる??」
柚葉は頷くと、プルタブを開けお茶を1口飲み話し始めた
「あの…率直に言いますけど虹河さん、彼女いるんですよね??だとしたら私と生活するのってマズいんじゃ…??」
「…えっ…。」
柚葉の質問が意外だったから間抜けな声をだしちまった
多分、声だけじゃなくて顔も間抜け面してるんだろうな…
でも俺彼女いないし、柚葉はいったいどこでそんな話を…
…!!
そうだ、昼休みだ
あのとき龍恩寺と木戸の話とランキングの話をしてたから柚葉は勘違いしたって訳か
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