始まりの終わり

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ざあざあと、雨が降っている それはただの雨だ 人間の心の動きなどではなく 自然の摂理に従って降る雨だ この世界の運命に従って零れるだけの水滴だ でも、何故だろう それを憎いと思ってしまうのは その意味を小林さんは知っているのかな だから、君はそうゆうふうに笑うのかな ねぇ、答えてよ 君はぼくのことを何でも知ってるんでしょ? ざあざあと、雨が降っている
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