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「何で此処に…」
って僕何言ってんだろ
取引先の社員だから
此処にいるんじゃないか。
兎に角…
「朔、離して」
「っいやだ」
「……離そうね朔」
優しく耳元で囁くと
名残惜しそうに
腕を解いてくれた。
まぁ、朔はほっといて
「失礼しました。
話を始めましょうか。」
取引先のもう一人の社員に
微笑みながら謝ると
取引内容を話し始めた。
「遙々、アメリカまで
ありがとうございます。
その契約結ばさせて頂きます。」
「本当ですか!
ありがとうございますっ。」
「いえ、では
またお会いしましょう」
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