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ドカッ!バキッ!ゴン!
「~~~~~つぅ…何しやが!……………あ」
いきなりソファーから殴り落とされ、床に顔から落ちた劉雅が振りかえると…
あら、不思議。
そこには般若がいました。
その姿を見た途端、劉雅の全身から尋常でない冷や汗が流れ挙動不審にあちこち目をさ迷わせてしまう。
「…ナ・ニ・をしてるんですか?柊 劉雅生徒会長様」
「…………い…いや、…その……何も?」
「…彼方?」
「凛、大丈夫ですか?バ会長に何もされてませんか?」
心配そうに優しく手を差し出す彼は、
生徒会役員、会計担当である東雲 彼方(シノノメ カナタ)である。
さっきまでの般若はどこへやら、そこには栗色のサラサラな髪を靡かせた眼鏡をかけた好青年が…
爽やかな笑顔を向けて佇んでいるではないか…
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