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凛は自分では気づいてないが、心を許した人にしか笑わないしあまり喋らない。
かなりの人見知りだ。
それなのに、何故生徒会の副会長なんて役職をしてるのか…
ただ単に、人気ﾗﾝｷﾝｸﾞでNo.2に選ばれたからなんだが…
それにしても…
この首のｷｽﾏｰｸは誰がつけたんだ？
やっぱりさっきの野郎か？
コイツに触っていいのは、俺だけだぞ。
日本No.1の大企業 『柊財団』
その現総帥の長男が俺、柊 劉雅だ。
小さい頃から英才教育を受け、自分の身を守る為に武道も習わされた。
社交界の為に、音楽や舞踊、経済なども勉強した。
気づけば…
同級生は離れ年の割には冷めている俺に、大人も一線引いていた。
金持ちで頭がよく、人を見下す冷めた御曹司…
それが俺だ。
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