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そいつは長い蜂蜜色の髪をして、冷たい血のような紅い瞳をもつ見たことのないぐらいの美人で… 初めて俺が負けた相手だった。 それからそいつが気になり血眼になって探したけど、見つからなくて… ……って まぁ、そいつの話は今は置いといて… エスカレーター式の高等部に進級した入学式の日。 目の前にあれほど探していたそいつがいたんだ。 思わず肩を掴んで声かけたら… それが、藤咲 凛だったんだ。 ,
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