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音亜
「はぁ…はぁ…っ!!
く……朔夜ぁ…っ」
(坂道をかけ上がる)
音亜M
「やだ…。どうしてこんな事に
なっちゃったの?
…また私は…何も報われないまま…?
なら私は…何の為に…」
(泣き出しそうな感じ)
ミアリー
『…彼処に大きな木が
見えるでしょ?其処に朔夜と
シャロンは行ったはずよ。』
音亜
『……前と、同じだね。』
ミアリー
『あはは、そうねぇ。
益々憎たらしくなってくるわ。』
音亜
『うん…そうだけど…私……っ』(怯える)
ミアリー
『…今更何を躊躇っているの?
シャロンが生きてたら私達は
辛い想いをするばかり…。
邪魔者は、排除しなきゃね?』
音亜
『そう…だよね…』
(まだ不安を拭いきれず)
ミアリー
『…大丈夫。何事もなかったら、使わなくても良いんだから。
最後は音亜の意思で決めて♪』
(微笑み優しく)
音亜
『うん、わかった…』
ミアリー
『じゃあ、また後でね。
私もやる事があるから』
音亜M
「そう、きっと大丈夫だよ。
ミアが…昔の私がそう言うなら、絶対大丈夫だよね…!?」
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