■ Ⅴ ■

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- 音亜、頂上付近へ辿り着く - 音亜 「どこ…?どこなの朔夜…。 確かこの辺りだったはずだけど…。 ……あ、あれかな?」 (辺りをキョロキョロ見渡し、 それらしい人物を見かける) - ゆっくりと近付いていく - 音亜M 「間違いない。後ろ姿だけど 朔夜だ。…それにシャロン…!! まさか本当にシャロン、朔夜に 告白するなんてこと……」 (少し苛立ち/朔夜がシャロンが好きって事をまだ信じきれてない) 朔夜 「俺は……シャロンが好きだ」 音亜M 「え――…?」 シャロン 「嬉しい…っ!! 私も、朔夜のことが大好きよ…」 朔夜 「…はは、何か夢みたいだ」 (照れ笑いしながら) シャロン 「うふふ、大袈裟ね。 …なら私が、夢じゃないって事を教えてあげる。」 - 朔夜の頬に手をあて、 もう一度キスする - 音亜M 「…もう、私の望みは ゼロなんだね……」 (静かに涙を流し) 音亜N 「そして私は、手に持った 凶器を後ろで強く握り締め… 二人のところへと歩き出した」
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