6人が本棚に入れています
本棚に追加
~ヴァンパイヤ~
―神様、どうか教えてください…。
なぜ、こんなに優しい彼がヴァンパイヤなのですか…?
答えてください、神様…。
少女は冷たくなっていく彼を抱き締めながら、そう叫んだ。少女の瞳からは止まる事のない涙が流れていた…。
これが私の運命なのですか…?
私はこれからどうすればいいのですか…?
少女はただ神に答えを求め続ける。死んでしまった彼。少女が殺してしまった愛しきヴァンパイヤ…。
貴方はもう私を抱き締めてくれない…。
最初のコメントを投稿しよう!