番外編

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――3年後のX'mas 私は、20歳になっていた。 先生いや、裕也との交際は順調で高校卒業と同時に一緒に暮らしはじめ籍も入れた。 名字も変わり、山下から高野になった。 「裕也…お帰り。」 私は、玄関先でお出迎えをしギュッと抱き着く。 「ただいま…奈央」 髪を撫で、唇を落とす。 「ん…、熱が微妙にあるなぁ」 裕也の手が、私の額に触れる。 「全然、平気だよ。確かに、ここ最近ボーッとはするけど。」 もしかして…。 「奈央…先月、生理きたか?」 「生…理?」 私は、ボーッとしながら考えていた。 .
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