プロローグ

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「うるさいなー。これだから単細胞は」 男性はちっとも動じるどころか、化け物を罵る。 その意味を知って知らずか、化け物は叫びながら、左の爪を立てながら男性に向けて飛びかかった。 「はー」 男性はこれまた動じない。 そして、右手を縦に振りながら、 「やれ」 と大きな声で言った。 すると。 ダダダダダダ――! 女性の後方から、数多の射撃音がした。 機関銃クラス連射数のだ。 それも一人ではない。 素人でも分かる。
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