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局長「しかし…」
大統領「これは現アメリカ合衆国大統領である、私の結論だ。ここにいる全員に告げる。このことは絶対に他言無用だ。これは合衆国からの命令だと思ってくれ。」
局長「わかりました。あなたに従います。しかし公表するしないにかかわらず、地球の気温は上昇していき、様々な環境破壊は起こってしまいます。科学者達が気づかないわけはないでしょう。」
大統領「それについては早急に会議を行い、何か別の理由を考えるとしよう。」
それから３日後、ホワイトハウスに局長始め一部の研究員が集められた。
大統領「何か良い考えは浮かんだか？」
局長「はい。あれから様々な研究を重ねわかったことなんですが、二酸化炭素というのはいかがでしょうか？」
大統領「どういう意味だ？」
局長「はい。実は二酸化炭素には地球から宇宙空間に放出される熱を吸収する性質があるのです。これにより地球の気温が上昇しているということにしてはいかがでしょうか？幸いにも、二酸化炭素は近年の急速な世界経済の成長に伴い、世界中でその排出量が増えておりますので。」
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