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3人が全く信用しないため、シュウに泣きつくシェリン。シュウとマリンは、苦笑しながら何とかフォローする事にした。
シュウ「まぁチビの言う通り、俺は身体休めてたし。マリンはマリンで、自由に過ごしてたし……シェリンも、ちゃんと頑張ってたんだから」
ニーナ「昼寝を?」
シュウ「だから、最後まで聞け。ほらさ、リィンって人型サイズになれるんだったよな?」
シュウは見たことは無いが、はやてやリィン本人からそんな話を聞いた事があった。
ティアナ「あぁ……そういえばそうでしたね。あ、じゃあシェリンも?」
シェリン「そうです、ユニゾン以外でマスターをサポートするために、私はそうなるように大きくなれるようになりました」
ジェス「なってみてくれよ」
シェリン「ふん、良いですよ。度肝抜いても知らねーです!」
そう言うと、5人から少し離れた所まで飛んだ。そして、魔力を集中して全身に溜めると、何かのテレビの影響か、妙な変身ポーズを取った。
ニーナ「アレは必要なんですか?」
マリン「何か、ノリが大切らしいです」
そうしている間に、シェリンを銀色の光が包み込み、さらにその光は強くなっていき部屋全体を包み込んだ。
ニーナ「まぶしっ……!って2人とも準備良いですね」
シェリンが変身ポーズを取った瞬間、シュウとマリンはサングラスを掛けていた。どうやら、何度も療養中に見ているのか、こうなる事は分かっていた。
シェリン「ふぅ……もういいですよー」
光も治まり、目を開けると、そこにはマリンより少し身長が高く、いつもの銀髪にその身長に合わせてサイズが大きくなった青と白がベースのインナーと銀色のアウタースカートを着たシェリンが居た。
シェリン「どや?」
そして、得意気に3人を見るシェリンだった。
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