管理局の闇

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ティアナ「(どや顔が何かムカつく……ん?)」 シェリンのどや顔に辟易していると、マリンが唸りながらシェリンを見ていた。そして、ぶつぶつと文句を言っているのが聞こえた。 マリン「何でよもう……そこまで成長する必要はないんじゃないの?」 シェリン「ふっふーん、マリンちゃんは私のナイスバディに嫉妬してますからね!」 ティアナ「あぁ成る程……」 どうりで、マリンの目つきが怖いはずだった。勝ち誇ったかのようにしているシェリンだったが、思い出したように話を戻した。 シェリン「まぁ、ご覧になった通り、コレで私一人でもある程度の戦闘は可能になったわけなんです」 ニーナ「確かに、その状態は便利ですね」 シェリン「でも、この状態は……魔力の消費が思ったより激しいので、そんなに長く維持できません」 そう言うと、疲れたのか元のサイズに戻り、シュウの頭の上に乗った。 シュウ「と言う事だから、3組に分かれて行動しよう。組み合わせは……俺とマリン。ニーナとティアナ、ジェスとシェリンで行こう」 ニーナ「ちょっと待ってください、それだと緊急時にユニゾン出来ませんよ?」 その疑問には、全員が頷いていた。そう言われたシュウは、しばらく考えて、結局マリンとシェリンはローテーションで組み合わせを変えることで決定した。 組み合わせは決まったが、まだ会議は終わっていなかった。一度、軽く休憩を兼ねて食事をすると、もう一度集まった。 シュウ「調査に出るのは2組。移動には、輸送ヘリを使いたい。残りの1組は、六課に残って不在を怪しまれないようにする事」 ティアナ「そうですね……いきなり6人も消えたら流石に怪しまれますね」 シュウ「あぁ。だから、ヘリを使うときの見張りや、調査中のフォローを留守番組みがする」
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