管理局の闇

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ニーナ「で、決行は今日からですね」 シュウ「あぁ」 組み合わせも、調査開始も今日の深夜からに決まった。 シュウ「一旦、話はここまでにしよう。準備の方は俺がしておく。夜になったら格納庫に集合だ」 資料は、全部シュウのオフィスに置いておく事にして一度解散する事にした。 そして深夜。 それぞれ、同室の六課のメンバーが寝た頃を見計らって、格納庫へ集まった。 シュウ「……全員集まったな、コッチだ」 ジェス「ん?ヘリならそこにあるだろ」 格納庫に集まったのは良いが、普段使っているヘリには乗らないらしい。いつも待機させている場所とは別の所にあるらしく、シュウが先導してヘリまで向かった。 ニーナ「普通のヘリですね」 ティアナ「まぁ、いきなりヘリが1機消えてると怪しいですもんね」 シュウ「そう言う事。面倒だが……コレ、連邦から持ってきた」 バンバンと、ヘリのハッチを叩きながらそう言うシュウ。持ってきたと言われても、この時間まで司令室には反応も無かった。 そこで、マリンに一斉に視線が集まった。 マリン「え?私違うって、何もやってないよ!」 シェリン「じゃあマスター、どうやって運んだんです?」 マリンが転移で手伝ったのではないかと思ったが、どうやら違った。 シュウ「コレだよコレ、切符。結局、アジトに突入した時に残った切符は俺が預かってたからな。2つ持ってりゃ充分だし……、それにちょっと弄ってあるから」 ジェス「弄った?何処をだよ」 シュウ「夜間の移動になるわけだ、もし気付かれたら問題だろ?ジャマーとか対空戦用に武装付けたりしてある」 ティアナ「ジャマーは分かりますけど、武装する必要は……」 シュウ「無いとも言い切れないだろ。もし、暗部が空戦を仕掛けてきたり……何て事があったりなかったり」
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