闇の片鱗

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ニーナ「かなり、減りましたよ」 シュウ「だなぁ……っくくく、成る程。こいつぁ次が楽しみだ……くくくく」 新しいリストに目を通しながら、寝不足と疲労からおかしなテンションになっているシュウは、黒いオーラを出しながら笑っていた。 ドン引きする一同、そして、シェリンはずっとシュウの頭の上で寝ている。 ニーナ「シュウ。どうするんですか?これからは」 コホンと、軽く咳払いをしたニーナ。聞かれたシュウも、それで正気に戻ると答えた。 シュウ「今日は調査は休みだ。マリン、後でティアナにも伝えておいてくれ」 マリン「分かった」 シュウ「ニーナ、散々グレイス隊長にこき使われていた頃の経験が役に立つぞ」 ニーナ「はぁ……思い出したくない思い出が蘇ってきた……」 リストに目を通した瞬間、次の手を思いついたシュウ。そんな時、はやてから通信が入った。 シュウ「どうした?」 はやて『あー、ちょい部隊長室まで来てもらえます?急な話があるんですよ』 シュウ「あぁ、了解した。と言う事でちょっくら行って来る」 そう言うと、リストをデスクに置き、寝ているシェリンを起こさないようにジェスに預けると一人で部隊長室に向かった。 シュウが部隊長室に入ると、そこにはなのはとフェイトも居た。 なのは「これで揃ったね」 はやて「うん。シュウさんも座って座って」 とりあえず、空いているフェイトの隣に座った。シュウが座ったのを確認すると、はやてが話を切り出した。 はやて「実はですね、地上本部の復旧作業が終わったんですよ」 エイル達によって跡形も無く、爆破した地上本部。ようやく復旧作業が終わり、上層部の役員達も既に本局から地上本部に戻っていた。 はやて「まぁそんで、今回の事件の功労者。と言う事で機動六課が表彰……っつーか、お偉いさん方にお呼ばれされましてね」
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