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「ゲームしない?」
当時健人の親友だった裕太が言った。
「単なるゲームだろ?俺達は今忙しいんだ。」
いこうとばかりに健人は彼女恵美の腕を引っ張った。
しかしそれを止めたのが裕太の彼女可奈子だった。
「すみませんがね~お客さん~この先帰らせるわけにわいかないのよね~。」
可奈子がからかい気味で話しかけてきた。
少しイライラしたが、仕方なくいくのをやめたのだった。
「ところで そのゲームってのはなんだ?」
「よくぞ聞いてくれた。実はそのゲームは死のゲームと呼ばれているのだよ。」
「死のゲーム?」
三人は声を合わせた。
「いい反応だね~。で、そのゲームのやり方なんだけどね…×××山の××にある小屋でまず家に入って角と角に1人づつ座る。丑三つ時限定だ。そしてまず1人目が時計回りに1人の肩を叩きにいくんだ。そして叩かれた人と叩いた人は交代し、こんどは叩いた人が叩かれた人のもといた場所に座り、叩かれた人が時計回りにまた違う人の所に行く…と言うゲームさ。」
三人は頭を傾げた。
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