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うちの学校はとても古く図書館の本はバーコードで、管理するのでは無く未だに手書きなのだ
「ふんふん~♪」
美味しいおかずに、読みたかった本
賢勇はもうハイテンションである
ぺらっ
「くそ~誰だよ。長々とこの本を借りてたやろ~は…ずっと読みたくてまってたのにさっ」
とかブツブツ言いながら貸しだしカードをみてみる
“塩 夏”
ぶっっ!
あくまでここは図書館なので笑いをこらえるが…
「二文字~!?塩?!夏!?やばっうけるっ」
と笑うが、どうも頭に引っ掛かる。
「どっかで見たこの名前…」
と悩むがでてこない…
う~んう~んう~んう~ん…
ハッ ぴこ~ん
頭の上の電球がついた!
今まで借りた本の貸しだしカードに書いてあったのだ
「おかしーな。こんな名前見たらすぐにおぼえるのに…っ」
語尾が変なのは賢勇が、本を読む 女の子を見つけたからだ
その子は、なんて幸せそうに本を読むんだ…
名前を知りたい…
じーっ
ふむ、生徒会のバッヂをしている 黄色はなんだっけ?ああ。図書委員だ。
ぱちっ
じーっとその女の子を眺めていたら、目があった
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