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追いかける
足が勝手に動いていた
手を伸ばしてもとどかない
近づいたと思ってもまた遠くに行ってしまう
不思議な白い猫・・。
『あれ・・・??』
白い猫は不思議な喫茶店でいなくなっていた
ドアノブに手をかけた
ギィーと開くドアに少し驚いたが不思議と落ち着いて中に一歩踏み出した
中の雰囲気は薄暗く花の香りが鼻につく
郁が戸惑っていると奥の方から声がした
「お嬢さん、ようこそポプリへ・・。」
『こんにちは・・。』
「お嬢さんお名前を宜しいですか?」
『えっと皆瀬郁といいます』
「かしこまりました・・。」
(あたしと同い年ぐらいかな。随分若いみたいだけど・・。)
青い瞳の彼に吸い込まれそうになりるとこで彼の声がして現実に引き戻された
「わたくしは、ポプリのマスターのアオイと申します。」
透き通るような声と完璧なまでの接客態度に感動に浸りながらアオイさんに着いていった
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