0人が本棚に入れています
本棚に追加
終電後の誰も居ない道に二人の悲しげな一つの影。
もう二度と…もう二度と会わないと心に誓い合った夏の夜
「別れよう」
最初に口を開いた私は彼にこう言った。
「え…?;」
いきなりの事で状況がよく掴めていない様子の彼。
「ちょっと待って莉緒。いきなりどうしたの?;」
かなり驚いている彼。そりゃそうよね、さっきまであんなにイチャイチャしてたんだもの。
「もう飽きたの…あなたに」
「…嘘だろ…?」
そう、嘘。
でも私はこの人と別れなければいけない
「本当よ。だからもう別れて。」
「そんな…」
.
最初のコメントを投稿しよう!