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考えて、考えすぎた末、面倒くさくなって諦める。いつも同じパターンの行動を繰り返し、繰り返し・・・ていると段々飽きてくる。
そろそろ何か違うネタでも考えよ・・・
頭の中でそう感じながら、さっき届いたという誕生日ケーキを抱え、寮の自室まで歩いた。
さすがに朝の７時にケーキなどという胃に直接ダメージを与えるものは体が受け入れるはずもなく、結局、夜まで待とうという脳内での結論に至った。
「でもこれ。一人で食べるのか・・・」
見た目で５人分位ありそうなケーキを一人で食べる・・・。甘党の智志にしては嬉しいことだが、一人だと言う上、量的にも無理があるだろうとため息をつく。
「誰かと食べよう・・・かな？」
そんなことを考えついた時だった。
「なぁ。その箱なに？」
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