2/2
前へ
/500ページ
次へ
硝子の様な海の中 小さき命の灯火は 硝子を突き破る事もなく 無情に海の屑と消える 悲劇を涙で拭えるならば 絶えぬ涙を下さいな 一生分の涙じゃ足りぬ 溢れんばかりに世を巡る 目に映るばかりの歴史など 所詮記憶に残らない 足元はいつも血まみれ
/500ページ

最初のコメントを投稿しよう!

114人が本棚に入れています
本棚に追加