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掠れた声が痛みの程を伺わせる
「許してくれだ?ふざけるのもいい加減にしろよクズ!お前が俺らの秘密を奴らにバラしたせいでこれからオレ達は逃亡生活の始まりなんだよ!」
「オレだって言いたくなかったさ・・・・でも言わないと俺の命が危なかったから・・・」
そう言った丞花の体は震えていた
よほど恐い目に遭ったのだろう
「双牙・・・そのみち私達の秘密はいずれバレてたよ!だからそんなに丞花を責めないであげて」
必死に丞花を庇う緋水だったがその思いも虚しく
双牙は丞花の胸ぐらを掴みただ一言こう言って
「もう俺らに関わるな!次会ったら・・・コロス・・・」
丞花を突き飛ばした
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