プロローグ

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夜、倉庫近くの海岸 2人の女子高生が砂浜に座り込み話している 「やっぱり海はいいよね♪昼間だったら泳げたのにね」 「でも夜の海も何かよくない?」 「確かに♪」 「どうする?そろそろ帰る?」 「明日学校あるし帰ろうか」 2人は立ち上がり歩き出した 地面が砂浜からコンクリートに変わり、2人のローファーの音が聞こえる コツコツ…コツコツ… ペタペタ… 裸足で歩いているような音がする 「…………?」 顔を見合わせる もちろん2人はローファーを履いている 2人は不思議に思ったが歩き続けた コツコツ…コツコツ…コツコツ… ペタペタ…ペタペタ… やっぱり〈何か〉いる…? 2人は歩くのをやめ恐る恐る後ろを振り返ってみた 「「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」」
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