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『夏色の恋』の内容は,まさかのBL。普通の恋愛ドラマじゃつまらないと俺が言ったのがきっかけ。まさかBLになるとは…腐女子恐るべし。
OK出した上層部も,ど-かと思うけど…まぁ男女逆転の大奥が映画化されちゃう時代だから当然っちゃ当然か…(笑)
無事制作発表会見も終わり,楽屋に戻る時だった。
「…アンタ…羽月恋サン…だっけ?」
不意に声をかけられ,振り向くと怖い顔した…イヤ正確には精一杯凄んでるカンジ?の可愛い男がいた。
「そ-だけど,何か用?柊遙斗クン」
コイツに睨まれる覚えは…これっぽっちもないんだけど。そもそも今日初対面だし。
「…アンタさぁ,女を何だと思ってんの?自分の欲求で声かけていらなくなったらポイ捨てって最低じゃん」
「お前に言われる筋合いないんだけど」
「…百合亜ちゃん,捨てたんだろ?」
百合亜…………?
「……………………あぁ!!!昼間誘った百合亜ちゃんね!!それがどうかした?向こうも一度は誘いにのったんだ。俺だけ責めるのは違うんじゃない?」
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