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「あ-。遙斗!!!あんまり恋を責めないでやって?昼間俺が邪魔しちゃってさ。恋,その気失くしちゃったんだよね」
その言葉に驚いて振り返ると,雫がいた。
「雫!?何でここに…ってか,コイツと知り合い?」
「幼なじみなのよ~ん♪」
「へぇ…幼なじみね…」
「…つ-か,話それだけ?なら俺このあと予定あるから」
そう言って,俺はさっさと楽屋に戻る。
今日の仕事は…これだけ。
ほんとは,次の新曲作らなきゃいけないんだけど…。
俺,曲作ろうとしても浮かばないんだよね-。
まぁ今までも締切までには曲出来上がってたし。実際,焦ってもしょ-がないし?
大体,まだ台本も見てないし。台本は明後日出来るらしいけど。
楽屋に戻って支度してると,すぐに雫も入ってきた。
「恋-,印象最悪だよ?」
「…は?俺が誰と遊んでもアイツに関係ないじゃん」
「…そ-だけど-。…まぁ,恋は俳優志望じゃないから別にいいか…(笑)」
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