失望からの出逢い

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いざ触れてみるとその物体は、小さかった。 とにかく小さい。 比較的ほっそりとしている物体・・・。 「・・・ 早く退(ど)いてくれないかな。」 その物体は顔を俺の腹に埋(うず)め続けている。 「・・・く、苦しい!!」 とその物体は体を俺の体から思いっきり引き離す。 その物体は少女だった。 服装が学校の制服らしく、一般的なセーラー服である。 やはり身長は小さいようで何もかもがミニサイズ。 しかし、その少女の表情には焦りが見えた。
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