失望からの出逢い

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俺はその階段を一歩一歩降りていく。 するとその途中でどこかに繋がるドアを見つけた。 よく耳をすますと向こう側から何やら音が聞こえてくる。 一定の間隔で徐々に近づいてくる音、まさに足音だった。 間隔が短いのでおそらく走っているのだろう。 俺はその音が気になったのでドアを勢いよく開け放つ。 その瞬間、何かが飛び出してきた。 「ドアが勝手に・・・ わわわ!! 止まれないよ!!」 と日本語を喋る物体が俺に激突。 しかし俺はそのまま倒れるような真似はしない。 凄い衝撃だったが何とかその物体を受けとめる事に成功した。
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