主な登場人物

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玻桜 蒼陽(はざくらそうよう) この物語の主人公。玻桜一族の占いにより、とある神の巫女になる。やや変わった性格で【桜鬼(おうき/さくらおに)】の血を受け継ぐ特級に近い言霊使い。高い巫女の資質を持ち、強い霊視の力を持つ玻桜一族の姫君で今代の桜鬼を務める。意外と歌が上手い。滅多に怒らないので、怒らせたらやたらと怖い。 王覇(おうは) 玻桜一族の召喚(喚びかけ)に応じたと言うが実際は不明。蒼陽と仲の良い友達兼式神。神通力も神気も使える謎だらけの『境界の妖』と呼ばれる存在。自身の名は忘れている為、蒼陽に"王覇"の二つ名を貰い、自身を名乗る時も二つ名を名乗る。ほぼ蒼陽の傍にいる。 太歳神(たいさいしん) 牛頭天王の一子であり、方位神の一柱で総光天王(ソウコウテンノウ)と呼ばれる八将神の長。また、君主的な立場にあり、八方に影響力を持つとされる。 普段は何かと冷たいのだが… 歳破神(さいはしん) 八将神の一柱で太歳神の弟。 あまり仲はよくない。 本人によると長兄をからかうのが趣味なのだとか。 常に互いに競い合っており、手合わせや余興の勝負と称した本気の喧嘩をすることも多々あるが負けてばかりらしい。 太歳神は歳破神を"半集"と呼ぶ。
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