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「ったく……あれで性格もよかったらもっと人気が出るのにな……」
「でもあの性格で人気が出ているっていうのもおかしな話だけどな」
「『ツンデレ』って言うんだっけ?まぁあの姫様はツンツンしてばっかりで、デレデレしているところなんて見たこと無いけどな」
「ハハ、それは言えてるかもな」
そんな他愛も無い話をしていると昼休み最初の授業を受け持っている教師が入ってきた。
「よし、英語の授業始めるぞ~。じゃあまず前回の復習から~」
ドアを開けながら入ってきた英語の足立教諭はは何故か上機嫌だった。
何気なく隣を見ると京一は既に寝る準備を整え、夢の世界一歩手前だった。
そんな京一の姿を苦笑しながら風助は一応と言った形で机の中から教科書を出した。
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